アレルギーとなる物質(=アレルゲン)は、身の回りに存在するありふれたものばかりです。適切な問診、様々な検査の組み合わせにより、しっかりとアレルギーの原因を特定し、適切な対処法、治療法をご提案させていただきます。また、リウマチ性疾患(膠原病)の診療もお任せください。いずれも、各疾患の小児期の特性に加えて、成長、発達や合併症に配慮した診療を心がけています。
また、診療時間外に定期的な勉強会を開き、スキンケアの具体的な方法などを通じて皆様の交流の場も設けています。
問診を重視し、検査だけにたよらない、それぞれの病状、ライフスタイルに合わせた正しい生活指導、食事指導、スキンケア指導、お薬の指導(吸入療法、その他)をおこないます。
そのほか多職種メディカルスタッフと協働してアレルギー疾患をもつ子供たちの健やかな生活の向上に務めています。
アレルギーが「過敏反応」なら、リウマチ性疾患は、自分が自分のからだを攻撃してしまう「自己免疫反応」がその本体とされています。成人に比べればその頻度は決して多くはありませんが、まずは正しい診断と適切な治療を可能な限り早い段階に行うことが重要であることは言うまでもありません。
一見、特に子どもにはなさそうな、難解そうな疾患ですが、専門施設とも連携を取りながら、総合的な評価、診断に基づいた指導、治療に努めています。
当院は初めての受診で、アレルギー性疾患やリウマチ・膠原病など、経過が長く難しい疾患をお持ちのお子様については、時間をかけて話をお聞きし、また丁寧に診察する必要があります。さらにはご持参された検査結果の理解、検討にも時間がかかりますし、ご本人やご家族とお話しするためにも十分な説明をする時間が必要です。
これらを一般外来の中で行いますと、お子様の病気や治療についての説明に十分な時間が取れず、また他の患者様にもご迷惑がかかることもあります。これらの理由から、初診の方については一人一人の診察時間をある程度余裕をもってお取りでき、また疾患や治療についてお話、ご相談いただけるように「予約診療」の時間を設けています。
受診中の医療機関もしくは受診をしていた医療機関で作成してもらってください。他の医療機関の受診がない方や紹介状が頂けない場合は、その旨を予約時にお知らせください。
経過に関する情報はできるだけ多い方が助かります。